【大人バレエ】初心者にオススメの教室の選び方とは?完全ガイド《6つのポイント》

「大人からバレエを始めるとき、どうやって教室を選べばよいか?」と悩んでいませんか?
お教室を決めるときに、チェックして欲しい6つのポイントがあります。

ストリートダンサー時代は10個以上、バレエに関しては5個のスクールを経験した体験を基に、新しいお教室に通う前にチェックして欲しい重要なポイントをご紹介します。

この記事を読むと、『どのお教室を選んだらいいか』を見つけることが出来ると思います。判断材料にすることが出来ると思います。参考になれば嬉しいです。

目次

①通いやすい立地

バレエは『継続してレッスンを受け続けること』が最も大切なので、通いやすさが重要だと思います。

  • 家を出てから30分以内にお教室に着くことが出来る
  • 会社の帰り道などで気軽に寄れる立地

大人バレリーナさんは、お仕事や家事もあると思いますし、自由な時間は限られています。さらにバレエの場合は、髪をまとめたり、レオタードを着たりと準備の時間もかかります。
ですので、どんなに良いお教室でも、遠くて通いづらい立地はおすすめしません。「遠くても苦にならない」ということであれば問題ありませんが、行かなくなってしまっては本末転倒です。

自宅からバレエ教室までの「移動時間の目安が30分以内」だったら、

・徒歩10分程度
・車で10分程度
・電車orバスで5~10分 +徒歩

ぐらいだったら行きやすいかなぁ?
会社帰りに最寄り駅すぐとかのお教室なら尚更便利だね!

Google mapで「バレエ教室」と検索して、出てきたお教室にどんな手段で何分で行けるかを調べてみよう!

②レッスンのレベル

『初心者向けの大人クラスがあるか』をHPや電話で確認してみよう!

バレエは特に子供から始める方が多いので、子供だけを対象としたバレエ教室も多いです。ホームページを見たり、教室にお問い合わせをして、大人でも受講可能で、自分のレベルに合うレッスンがあるか確認してみます。

大人向けのバレエは、「オープンクラス」と定義されていることが多いですが、「大人クラス」「美容クラス」などと書かれていることもあります。

レッスンのレベル一覧(例)
  1. 「入門」・「Beginner(ビギナー)」
  2. 「初級」・「Beginner(ビギナー)」
  3. 「初中級」
  4. 「中級」・「Intermediate」
  5. 「中上級」
  6. 「上級」・「Advanced」

お教室によってクラスの呼び方やレベル分けは異なる場合がありますので、「大人初心者向けのレッスンはどれを受ければいいか」「どのクラスだったら受けても良いか」と聞いてみてください。

また、「ポワント」はバレエシューズではなく、トゥーシューズでのレッスンなので、最初の方は受講出来ません。
「パドドゥ」は男女ペアで踊るレッスンです。

バレエシューズ…布や革の素材で出来ていて、足裏部分も柔らかく素足に近い感覚のシューズ。バレエ初心者は足裏も内側も繋がっているものがおすすめ。慣れてきたら、裏側だけセパレートで内側はつながっているもの→足裏も内側もセパレートのシューズがおすすめ。

ポワント・トウシューズ…つま先などが固くなっており、つま先立ちの状態で踊ることを前提としたシューズ。一般的にバレエで思い浮かべる方、バレエの舞台でよく目にする方と思います。

ちなみに、大人からバレエを初めた場合、トゥーシューズが履けるようになるには、4~5年かかるそうです(週2回程度のレッスン)。勿論、個人の力量によって大きく変わると思いますが、基礎が出来上がるまでには継続的に努力が必要なんだね。

③レッスンの時間帯

1週間のうちに、受講可能なレベルのレッスンが複数あることが重要!

自分が運動に適している時間帯、自由時間を作りやすい時間帯に、受講可能なレッスンがあるかどうか確認してみてください。レッスンは週2回以上がおすすめなので、受けれるレッスンがたくさんあるお教室がおすすめです。
特に、体調不良や都合が悪くなったとき、1週間に1回だけしかレッスンが無いと練習にブランクが空いてしまって、上手になりにくいだけでなく、モチベーションも下がってしまう要因に

HPのスケジュールには「初級」と書いてあっても、来ている生徒さんのレベルが高くて実質は「中級」レベルになってしまっていることも。お教室に問い合わせて、『初心者の大人でも受けれるレッスンはどれなのか』、細かく聞いてみましょう!

平日の14~17時くらいの時間帯だと主婦層が多いと思います。一方で、17時以降だと、小学生~高校生、会社帰りのOLさんが多くなります。土日だと主婦、OLさん、学生、幅広い年齢層で人数が多い傾向にあります。

④先生の教え方や人柄

一度体験に行ってみて、レッスンは受けやすいか、先生の人柄は自分と合うかを確認してみよう!

バレエが上手いからといって、バレエの教え方も上手いわけではありません。天才肌の先生や、子供の頃からバレエを習っている先生は、大人からバレエを始めた人への教え方について「難しい」と感じる時があるそうです。なぜなら、出来ることが当たり前で、なぜ出来ないかが分からないからです。
『厳しいけど上手にしてくれる先生』、『優しく寛容に教えてくれる先生』、いろんなタイプの方がいるので、初心者向けのクラスを担当する先生がどの先生なのかチェックしてみてください。

⑤他の生徒さんのレベルと雰囲気

先生が魅力的で、レベルも「ビギナー」や「初級」のはずなのに、他の生徒さんのレベルが高すぎてついていけない…なんてことがあります。特に伝統を重んじて競争が激しいバレエの世界は、レッスンが殺伐としていることも多いと思います。
これも一度体験してみて、レッスンが楽しいと思うか、続けられるかを検証してみます。

・先生が厳しくて細かく説明してくれない
・プロレベルの生徒(男性も)がたくさんいる

という「オープンクラス」に参加していたことがあって、凄く辛かった…。結局、やってること全然分からないし、萎縮してしまって全然伸びなかったなぁ。

⑥値段

週2回以上、継続して続けられる値段か見てみよう!

  • 「月謝制」「チケット制」について確認
  • レッスン時間を要確認(「60分」「90分」など)
  • 「チケット制」の場合
    • 有効期限を確認
    • 自分が行ける頻度を考慮して単価を下げるようにする
    • 回数券を多く買うと、1回のレッスン代金が安くなることが多い
    • ビジター料金(1回だけのチケット)は割高なので非推奨

できれば金額は抑えたい…。とはいえ、結構かかりますね。
自分の経験上、一回のレッスンで2,000~3,000円がダンス業界でも多いと思います。

レッスンに備えて予習しよう!

バレエのレッスンに行くと「バレエの専門用語が全く分からない」と、いつも困っていました。
ですが、この本に出会ってから、レッスンが凄くよく分かるようになりましたし、成長速度がとても上がりました。
イラストつきで本当に分かりやすく書いてあるので、めっちゃおすすめです!!
是非見てみてください!

『バレエ用語集』 新書館

まとめ

大人バレエ初心者向けのお教室を探すときに、チェックして欲しい6つのポイントをご紹介しました。

お教室の候補が複数ある場合は、上記6点を比較してみて、どのお教室が一番自分に合っているか検討してみてください。素敵なバレエ教室に巡り合えるといいですね!!



vol.3 大人バレエ

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